「ステイシスに注目」シリーズ第2弾へようこそ。このシリーズでは、Destiny 2の3つのガーディアンクラスそれぞれの視点からステイシスを分析します。前回は、ウォーロック・シェードバインダーを特集しました。今回はタイタン・ベヒーモスについて詳しく見ていきましょう。
タイタン。粉砕。この2つは単純に相性がいいです。Destiny 2で、タイタンの素早い顔面パンチで解決できない戦闘状況はほとんどありません(少なくとも、状況の改善が見込めるはずです)。来る11月の「光の超越」リリースに伴い、タイタンクラスを好むガーディアンは、暗黒の力を利用することができる新たなステイシスの力を発見することになるでしょう。もちろん、拳による殴り合いもその一部です。ですが、それだけではありません。
シリーズ第1弾でご説明したように、各ステイシスサブクラスはステイシスの様相を体現しています。ウォーロック・シェードバインダーは敵の凍結を得意とし、来週詳しく解説しますが、ハンター・レベナントは敵を遅延させることに特化しています。タイタン・ベヒーモスは、創造と破壊の両方の手段としてステイシスを使用します。
ベヒーモスについては、ステイシスを使って結晶を生み出すことができる点が特徴です。結晶によって足元の地面を変化させ、戦闘の形を変えることができます。戦場そのものを支配することで、戦いを制するのです。結果として、ベヒーモスは、クリスタルの壁を築いて敵を阻み銃弾を防いだり、クリスタルで敵を凍らせたりと、ステイシススキルを防御と攻撃の両面で発揮することができます。
タイタン・ベヒーモスは、「氷結の一撃」という強烈な近接攻撃を繰り出します。ここでは、タイタンは足下で起こしたステイシス爆発の勢いを利用し、前方の敵に向かって突進します。空中にいる間にステイシス・ガントレットを召喚して自らの拳を覆い、敵に激突して後方に吹き飛ばし、付近の敵の動きを鈍らせます。
ベヒーモスのスーパースキル「氷河の揺れ」は、まず始めに強力なステイシス・ガントレットで拳を覆います。ガントレットを地面に叩きつけると、その衝撃波でステイシス・クリスタルが生成され、付近の敵を凍結状態に陥れることができます。ステイシス・クリスタルの鎧をまとったタイタンは、一時的に誰にも止められない破壊マシンとなり、より高く、より速く、より遠くへとジャンプし、強化された近接攻撃で敵に打撃を与えます。
凍結状態の敵がボウリングのピンだとすれば、スーパースキル「氷河の揺れ」を発動中のタイタン・ベヒーモスはまさにボウリングの球です。ダッシュやスライディングで敵をなぎ倒し、一瞬にして粉砕してしまいます。悪者の群れの中で暴れ周り、ピンを10本倒す完璧なストライクのように敵を粉砕するのも素晴らしい戦略ですが、そこに巧妙な動きを加えることも可能です。例えば、スライディングをキャンセルすると、ステイシスを利用した大跳躍に切り替わります。さらに、適切なタイミングでその跳躍をキャンセルすれば、ベヒーモスは急降下して壊滅的なスラム攻撃を繰り出すことができます。つまり、タイタンの皆さん、パンチも大いに結構ですが、ステイシスにはあらゆる可能性が秘められていることも忘れないでください。
来週は、3つ目で最後となるサブクラス、ハンター・レベナントについて詳しくお話します。最速クラスをさらに脅威的にするにはどうしたらいいのか? 周りのもの全ての動きを鈍らせてしまえばいいのです!
では、9月9日の次なる記事公開をお楽しみに。ステイシスのハブページもぜひご覧ください。