Bungieは今週、名士のシーズンに向けて準備中です。
名士のシーズン開幕まで残り5日となりました。皆さんは先週、エンピリアンの基礎のイベントを完了し、ガーディアンがライトハウスとオシリスの試練に向かうための道標となるビーコンを灯しました。水曜日には、名士のシーズンの全容を公開しました。トレーラーをまだ見ていない方のために少しだけヒントをあげるなら、次のシーズンでは新たな脅威に直面することになります。
Bungie.netに新しいシーズン専用ページが新設されました。来週水曜のリリースまでに知っておくべき情報が詰まっています。
「今週のBungie」の続きに入る前に、本日公開された別のブログ投稿について少し触れたいと思います。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行拡大を受け、私たちはBungie社員の安全を確保した上で、彼らがDestiny 2および間近に迫ったシーズン10のリリースを遠隔でサポートできるようなインフラ構築に取り組んできました。名士のシーズンは、スケジュールどおり3月11日のリリースを予定しています。続いて、3月14日にオシリスの試練が復活します。この変更は短期的に見るとパッチリリースのスケジュールに影響を与える可能性がありますが、何か変更があれば可能な限りプレイヤーの皆さんに逐一ご報告します。今後の更新については、@Bungieおよび@BungieHelpをフォローしてください。
さて、古のウォーマインドを武装する前に、まずは少し整理整頓をしておく必要がありそうです。ではさっそく見ていきましょう。
#TrialsReturns
名士のシーズンと共にオシリスの試練が復活することを発表後、この愛されてやまないエンドコンテンツPvPでのお気に入りの思い出を共有するガーディアンの姿が多く見られました。壮大なシーン、喜び、悲嘆、狂気など、様々な感情が渦巻くあらゆる瞬間。オシリスの試練は、素晴らしいコミュニティ活動の起源になったアクティビティと言っても過言ではないでしょう。新米ガーディアンの一部はまだどんなものかよく知らないかもしれません。皆さんの思い出をもっと聞かせてください。素晴らしい瞬間をまた再現できればと思っています。
ハッシュタグ#TrialsReturnsを使って、Destiny 1のオシリスの試練の好きな場面を共有してください。Twitterに投稿したり、YouTubeにアップロードしてもいいですし、コミュニティの作品ページに投稿することもできます。その中から私たちがお気に入りを選び、来週の「今週のBungie」で紹介します。
動画が選ばれた場合、投稿者とそのファイアチームにはエンブレム「今週の動画」が贈られます。投稿時には、チームメンバー全員のBungie.netプロフィールへのリンクを含めることをお忘れなく。
パワーの獲得
新しいシーズンを迎えるごとに、皆さんはパワー獲得が求められる新たな挑戦を突き付けられます。名士のシーズンでは、オシリスの試練だけでなく、失われたセクター(伝説)と難易度「玄人」のナイトフォールといった壁が皆さんの前に立ちふさがることになります。シーズン1日目から変更となる点と、シーズン半ばの更新で変更を予定している点について、開発チームから簡単にご案内します。
開発チーム: 装備ドロップの「上限」を40ポイント引き上げます。強力な装備は最高1000でドロップし、最高峰装備は最高1010でドロップすることになります。中間上限も50ポイント引き上げられました。パワーレベル950までは、ほぼ全ての入手源からの装備ドロップはパワーレベルを増加させることになり、強力な報酬の入手源がなくてもパワーレベル950に達することができます。各シーズンで装備の進行具合が見えるようにし、ディレクターズカットの「永遠に続く武器」セクションでルーク・スミスが言及したレジェンダリー武器に関する更新など、今後の更新に備えて基礎システムの準備を進める予定です。最高峰報酬の入手源に関するゲームプレイの質の改善を考えています。更新2.8.1(シーズン半ばに実行予定)より、いくつかの既存の強力な報酬の入手源はアップグレードされ、最高峰報酬の入手源となります。これにはクルーシブル、ストライク、ギャンビットの週間の挑戦に加え、週のクランエングラムが含まれます。この変更は、ゲーム内の最高峰報酬の入手源と最高峰装備ドロップへのアクセス機会を増やし、最高峰報酬ドロップのアイテム候補を充実させることを狙いとしています。スロットの不均衡も最高峰パワーレベルの進行に影響を及ぼす可能性があります。スロットの不均衡とは、最高峰報酬の入手源から胸部アーマーが何度も連続でドロップするような状態のことを指します。これまで、プレイヤーの皆さんからのフィードバックに目を通してきました。現在様々な問題への対処方法をいくつか検討中です。詳細は追ってお伝えします。それまでは、入手源の拡充が皆さんのパワーレベル引き上げの後押しになることを期待しています。
開発チームより、オシリスの試練のアーティファクトのパワーレベルに関する更新についてもお知らせがあります。
開発チーム: オシリスの試練復活が間近に迫っているため、できるだけ早急に「アーティファクトのパワーレベルに関する問題」に対処したいと考えていました。先週ルークが言ったように、短期的対処としてオシリスの試練とアイアンバナーのプレイ中はアーティファクトのパワーボーナスを無効化します。名士のシーズンは既に認定プロセスに入っているため、オシリスの試練が開催される最初の週末からアーティファクトのパワーレベルを無効化することはできません。今週、社内で無効化をテストしており、3月18日(水)の更新での実施を目指しているところです。リリース最初の週末から実行できればベストでしたが、ただ同時に最初の週末はアーティファクトの影響は最小限だろうと想定しています。アーティファクトのパワーレベルを上げる時間があまりないため、大半のプレイヤーは最高峰報酬がドロップするパワーレベルには到達していないだろうと考えられます。長期的対処としては、オシリスの試練とアイアンバナーでパワー上限を有効化することを計画しており、そのために必要な作業を調査中です。名士のシーズンの前半には実施する予定ですが、具体的な日付はまだ確定していません。決まり次第、お知らせします! レベルアドバンテージ有効なPvPモードのダメージ曲線についても、もし必要ならば、どんな調整が必要なのかを調査中です。仮に調整が必要と判明した場合、変更のスケジュールは未定です。変更を実施する前には、変更内容の詳細と変更の背景にあるデザイン哲学をご説明します。念押しに、先週のルークの言葉をそのまま繰り返します。オシリスの試練とアイアンバナーのプレイリストに新しいパワー上限システムを実装できるまで、これらアクティビティのアーティファクトパワーボーナスを無効化します。皆さんにとって名士のシーズンが楽しいものとなり、ライトハウスへの道のりが迅速で無慈悲なものとなることを祈ります。
名士のシーズン: エバーバースの更新
シーズンの変わり目には、エバーバースの変化についてプレイヤーの皆さんに最新情報をお届けするようにしています。今シーズンは、ブライトエングラムに関する変更がいくつかあります。また、過去のエバーバースアイテムを直接購入できる新しい方法が導入されます。
ブライトエングラム
名士のシーズンでは、ブライトエングラムはエバーバースからは購入できなくなります。理由は2020年2月のディレクターズカットで述べたとおりです。
「何かを購入する前に、きちんと各アイテムの価値を知ってもらいたいのです。ブライトエングラムはその原則に沿わないため、エバーバースストアでは今後販売しませんが、シーズンのフリートラックには引き続き登場します」
今シーズンも、エバーバースを通したアイテムの直接購入に力を入れていきます。
毎日の復活アイテムローテーション
名士のシーズンより、エバーバースではブライトエングラムの代わりに新しいモジュールが登場します。このモジュールでは、過去のシーズンで登場した船、スパロー、ゴースト、フィニッシャーの中から1つのアイテムを毎日ローテーションで取り扱います。シルバーを使い、オリジナル販売時に比べて割引価格で直接購入できるようになります。
これらの変更を除けば、エバーバースには他に大きな変化はありません。シーズン開始後も、プレイヤーの皆さんのコメントに注目し、大きな変更がある場合には事前に必ずお伝えします。名士のシーズンと共に登場するアイテムについては、こちらのプレビューをご覧ください。
ハンターフィニッシャー
タイタンフィニッシャー
ウォーロックフィニッシャー
(パッチノートの) 最終プレビュー
過去数週間にわたって、名士のシーズンでサンドボックスがどう進化するのかプレビューをお見せしてきました。武器の調整だけでなく、アーマーの属性を変更する新機能についてもご紹介しました。今週は、Destiny 2 更新2.8.0について詳しく見ていこうと思います。PvEおよびPvPのエキゾチックアーマーの調整、UIの更新、バグ修正などなど…
エキゾチックアーマー
- ハンター
- 暗殺者のフード
- 不可視性と回復効果は、チャージした近接スキル(戦闘員とガーディアンの両方に対して)またはフィニッシャーで発動するようになりました。
- 不可視性の発動時間は、倒した敵のランクに基づいて長くなります。
- アークポールでキルを達成しても、このパークは発動しなくなりました。
- フロスト EE5
- スキル回復効果に変更を加え、他のクラスのスキルエネルギー生成パークとは累積しなくなりました。
- ケプリ・スティング
- このエキゾチックを装備している間、全ての煙玉のダメージが150%増加します。
- オルフェウス・リグ
- このエキゾチックによって一度のシャドウショットで回復できるスーパースキル量が最大で50%になりました。
- ヤング・アハンカーラの背骨
- トリップマインの爆発範囲が14%拡大しました。
- タイタン
- アシェン・ウェイク
- このエキゾチックを装備中にフュージョングレネードで敵を倒すと、グレネードエネルギーが回復するようになりました。回復するエネルギーの量は、倒した敵のランクに基づいて増減します。
- アンタイオス・ウォード
- スライディング中に生成されたシールドは、少量ダメージを通さなくなりました。
- 死の牙の肩甲
- スーパースキル発動中に近接キルを達成するとスーパーエネルギーが回復することがあるバグを修正しました。
- 砂漠を歩む者
- 静電荷攻撃の半径を12mから20mに拡大しました。
- Mk. 44 スタンド・アサイド
- ダッシュ開始から2つ目のシールドが生成されるまでの時間を1.25秒から0.5秒に短縮しました。
- 片目のマスク
- このエキゾチックの標的マーキング効果は標的ハイライトに変わり、壁の裏側の標的を検出することはできなくなりました。
- マークした標的を倒してもダメージボーナスは付与されなくなりました。
- マークした標的を倒すと2つ目のシールドが付与される効果が復活し、持続時間は以前の8秒から6秒になります。
- 断絶の囲い
- 爆発は、チャージした近接スキル(戦闘員とガーディアンの両方に対して)またはフィニッシャーで発動するようになりました。
- 爆発の半径とダメージは、倒した敵のランクに基づいて拡大・増加します。
- ウォーロック
- 神格化のベール
- このエキゾチックは、+16以上の知性でのドロップが保証されます。
- コントラバース・ホールド
- このエキゾチックによって付与されるダメージ減少を40%から20%に変更しました。
- サンギン・アルケミー
- サンギン・アルケミーは全面的にデザインを見直しました。新しいパーク「血の魔法」発動中は、リフトの中から武器によるキルを達成するとカウントダウンタイマーが一時停止し、リフトの持続時間を延長することができます。
- 蛇属性
- 近接スキルのクールダウン中も、ウォーロックの全ての近接攻撃の突進距離が長くなります。
- ベリティ・ブラウ
- このエキゾチックのバフにより、1スタックあたりのグレネードダメージが10%増加します。
- グレネードを使うと、味方のグレネードのチャージ速度が向上します。
- テキスト通知を表示し、現在何人の仲間がこのチャージ速度向上の恩恵を受けているかが分かるようになります。
インベストメント
- レジェンダリーエングラム
- ワールドドロップで入手可能なアーマーセットの数を3セットから11セットに増やしました。
- これには、ファクションラリーのアーマーが含まれます。過去のファクションラリー装飾を所持している場合は、これらのセットに適用することが可能です。
- 以前は入手できなかった、または入手が非常に困難だったいくつかのアーマーセットが、ワールドドロップで手に入るようになりました。
- アーマーのステータス
- プライム・エングラムは、高い総合ステータスと極端に偏ったステータス分布のアーマーをより確実にドロップするようになります。
- エキゾチックアーマーは、高い総合ステータスでより確実にドロップします。
- レジェンダリーアーマーは、低い総合ステータスのものはまだ存在するものの、高い総合ステータスでドロップする可能性が高くなりました。
ユーザーインターフェース
- ハードウェアの設定画面のUIレイアウトがPC版に一致するように変更され、今後の更新がしやすくなりました。
- ハードウェアの照準の色を変更できる機能が追加されました。
- プレイヤーはPCに合わせて7色から選択が可能です。
- 読み込み中の画面のにヒントテキストが追加されました。
- 報酬通知画面のグリマーカウントにカンマ区切りを追加しました。
- これでようやく、あの微妙なスペースが気になって眠れないなんてこともなくなりそうです。
- クエスト画面にカテゴリーを追加しました。
- クエストアイテムは、7つあるカテゴリーのいずれかに自動的に分類されます。
- 新たな光
- 注: キャラクターの所持品に新たな光の進行中クエストがない場合、このカテゴリーは非表示となります。
- 全クエスト
- 影の砦
- シーズン
- プレイリスト
- エキゾチック
- 過去
パフォーマンス
- 改造パーツのダウンロードまたは装備時のUIのちらつきとフレームレートの低下を修正しました。
- ギャンビットとプライムギャンビットのフレームレートを改善しました。
- レイド「救済の庭園」におけるサンクティファイド・マインドとの戦闘中のフレームレートに関する問題を修正しました。
- 迷宮「異端の奈落」、具体的にはトンネルでの戦闘中のフレームレートに関する問題を修正しました。
- PCの高フレームレートでのちらつきを修正しました。
- 地面に多くの破片がある場合のPCのパフォーマンスを全体的に改善しました。
既に長々としたリストになりましたが、名士のシーズンの開始1時間前の来週水曜日午前1時頃(日本時間)にはさらなるパッチノートの公開も控えています。
アメリカでは、シーズン開始時間が1時間ズレることに混乱する人も出てくるでしょう。日本の皆さんは何も気にする必要はありませんよ。アメリカでは今週末より夏時間が始まる影響で、週一のリセットの時間が変わるのです。夏時間がない日本では、リセットは変わらず午前2時です。夏時間による影響を受けることはありませんのでご安心を。詳細はプレイヤーサポートチームからお伝えします。
システムチェック
名士のシーズンに突入する前に、パッチリリースがあります。Destinyプレイヤーサポートチームが、スケジュール表と解決済みの問題をまとめた簡単なリストを用意しました。
新しいシーズン来週、暁旦のシーズンが終わり、更新2.8.0のリリースと同時に名士のシーズンが始まります。スケジュールに関しては、以下をご確認ください(※以下全て日本時間)。
- 3月11日午前0時: Destinyのサービスメンテナンス開始。
- 午前0時45分: Destiny 2が全プラットフォームでオフラインになります。
- 午前1時: Destiny 2 更新2.8.0の配信が全プラットフォームおよび全地域で始まります。午前2時1分、Destiny 2へのログインが可能となります。
- 午前2時1分: Destiny 2が全プラットフォーム上でオンラインに戻り、名士のシーズンが始まります。
- 午前4時Destinyのサービスメンテナンス終了。
今後のリリース予定については、Destinyサーバーと更新ステータスのヘルプ記事でご確認ください。最新のメンテナンス進捗状況については、Twitterの@BungieHelpやhelp.bungie.netのサポート情報を確認してください。近日修正予定の問題 パート2以下は、3月11日の名士のシーズンと更新2.8.0のリリース時に修正される問題のリストの続きです。
- PCでダッシュが「長押し」で設定されている場合も、ハンターの近接スキル「嵐の打撃」を使用できるようになりました。
- 範囲効果の近接スキルを有するキャラクターのサブクラスが、近接キルを要するバウンティと勝利の道のりの進行にカウントされるようになりました。これらには、タイタンのハンマー投げ、ハンターの投げナイフと腐食煙、ウォーロックの天の炎と球電光が含まれます。
- 勝利の道のり「完璧主義の守銭奴」は、夢見る都市の呪いの3週を通して30個の亜空間のクレートを全て見つけ、対応する勝利の道のりを獲得したプレイヤーに対して正しく進行し、完了するようになりました。
- ハイヴとベックスのボスを倒すことを要するストライクの週間バウンティについて、サバスンの歌、ソル、デンドロン・ルートマインドの打倒も進行にカウントされるようになりました。
更新2.8.0がリリースされる間、プレイヤーが何か問題に遭遇した場合に備えて、Destinyプレイヤーサポートチームは#ヘルプフォーラムで待機しています。
暁旦の終わり
暁旦のシーズンはとても楽しい期間になりました。伝説を救出し、サイオンによる時への干渉を防ぎ、さらに多くのコミュニティ作品にも出会うことができました。
今週の動画: Destinyの生き物: ネイチャードキュメンタリー
特別賞: こんなに満足感の得られないモンタージュを作成したこのプレイヤーは禁止されるべきだ
特別賞: リベンの心のテーマ曲キーボードカバー
暁旦のシーズン中、動画やアート作品などを作品ページに投稿してくれた皆さん全員に拍手を贈ります。これから数か月でどんな作品が生み出されるのか、とてもワクワクしています。
来週には新しいシーズンが始まるなんて信じられません。皆さんが時の回廊を探索する様子を眺めていたのが昨日のことのように感じます。隠すまでもなく、私自身もオシリスの試練の復活を心待ちにしています。また、#TrialsReturnsのハッシュタグを付けて皆さんが共有してくれる思い出の場面を見るのも楽しみです。
ではまた来週。もしかしたら、ライトハウスへの道のりでばったり出くわすかもしれませんね。負けても恨みっこなしですよ?
それでは、また。
Dmg04